院長ブログ

2013年11月13日 水曜日

セントジョンズワートと薬剤の 飲み合わせで、具体的に避けるべきものは何?

いつもお読み頂き、
ありがとうございます。


記事の更新、ご無沙汰しておりました confident



さて、セントジョンズワート・シリーズの記事も
いい加減、はやく終えなければ(笑)




今回のテーマは、


セントジョンズワートと薬剤の

飲み合わせで、具体的に避けるべきものは何?



です new




以前の記事でお伝えしましたが、




セントジョンズワート自体、

飲み合わせで禁忌(つまりNG)となる

薬剤はありません
 good





しかし、以前お話しましたとおり、

セントジョンズワートは

体内のいろんな「酵素」を増加させてしまうため、




飲み合わせが「要注意」な薬剤は

たくさんあります search





具体的には、以下の薬剤が代表的です。




one ベンゾジアゼピン系抗不安剤


これは、精神科でよく使われますね。

相互作用で、抗不安剤の効果が弱まる事も、

たまにみられます。




two 避妊用ピルと、抗生物質


これらは、一見関係のない薬剤ですが、

どちらも、セントジョンズワートとの飲み合わせで

たまに 「日光過敏症」を生じることがあります。




また、避妊用ピルの濃度を下げ、

「望まない妊娠」が起こる可能性もあります。





three 抗うつ剤(SSRI、SNRI、3環系など)


これらは、

セロトニン症候群

という副作用を、まれですが、生じることがあります。


(症状としては、発熱、発汗、筋の硬直、動悸、下痢、昏睡などです)



リーマス(リチウム)との併用でも、

セロトニン症候群が生じることが、まれにあります。





しかし、そこ(セロトニンの急上昇)ばかり注目されがちですが、





逆に、セロトニンの低下、つまり

抗うつ剤の効果を弱めてしまう down


こともあります。

(こちらが本来の「酵素の増加」による影響ですね)



特に、長期の併用で、

三環系抗うつ剤

などで起こることがあります。






うつ症状を良くしようと、

抗うつ剤に、セントジョンズワートを追加すると、

かえって効果が減ってしまうことがある flair





という事を知っておく事が重要です ok






four カルバマゼピン(気分安定薬)、オメプラゾール(胃薬)

  テオフィリン(ぜんそくの薬)


   トリプタン系の片頭痛薬(アマージ、ゾーミック、イミグランなど)




これらの薬剤との相互作用で、


効果が減る down


ことがあります。



five (NSAID系)消炎鎮痛剤



これは、最も良く使われるタイプの

痛み止めです。

(市販薬でも、主流の成分です)




これは、今までと逆に

お薬が効きすぎてしまうup

可能性があります。





補足ですが、

セントジョンズワート自体、

あらゆる痛みを取る目的で(片頭痛に対しても)

よく使われます
ので、



それだけで治ればウレシイですよね wink





まだまだ、ありますが、


以上が代表的な相互作用となります。

ご参考になれば幸いです。




ではまた、次回をお楽しみに!



投稿者 B-Rain Clinic

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