院長ブログ

2013年10月23日 水曜日

関内エリア おススメレストラン(その1)

いつもお読み頂き、ありがとうございます confident




今日は、いつもと雰囲気を変えて

お気楽なテーマにしますね^^





B-Rain Clinic が立地しています関内(〜伊勢佐木長者町)エリアって、

中華街がすぐそばにある影響か、

中華料理店がすごく多いんです。





そのエリアの中で、「有機野菜・家庭料理」をうたっている

稀少なお店がコチラです。
    ↓   ↓

Bistro Soul Kichen





JR関内駅から、徒歩3分くらいの駅近なのに、

それでいて隠れ家的なお店で、私も大好きです happy01







路地裏に面して、ひっそりとして上品な佇まいです。








ランチの一例です。

上は有機野菜をふんだんに使ったサラダになります。

(一番手前が、「バナナピーマン」という野菜です。)







上のプレートは、「イワシと水菜のパスタ」です。









食後にコーヒーがついて、すべて込みのランチセット 800円です。





特に有機野菜はこだわっていらっしゃるだけあって、

みずみずしく、とっても美味しいです good








店主の結城さんです。とても気さくな方で、

お話するとすっかり心がチャージされます note





どうぞお気軽にご利用くださいね。








投稿者 B-Rain Clinic | 記事URL

2013年10月21日 月曜日

NHKスペシャル"病の起源 第3集 うつ病 ~防衛本能がもたらす宿命~"を見て


さきほど、NHKのTVで 


NHKスペシャル"病の起源 第3集 うつ病 ~防衛本能がもたらす宿命~


をやってたので、拝見しました wink









(著作権者:Sander van der Wel、ライセンス:CC-BY-SA )

https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3ADepressed_(4649749639).jpg








「進化の過程からうつ病を振り返る」

(つまり脳のしくみがどのようにして進化的、文明論的に築かれてきたか)


というのは、




「精神医学というとても新しい学問」を

はるかに越えた壮大なテーマですので、




色んな学者(脳科学者も含め)の説を聞けて

とても新鮮で面白かったです^^






外敵、孤独、言葉、不平等


の4つがうつ病を形作るキーワードだと。







私の未熟な臨床経験から実感しますのは、




「言葉」(相手から、あるいは、自分から発する)

が、一番うつ病へのインパクトが強い flair



気がします。






これには、番組で触れられてませんでしたが、


前頭葉(前頭前野〜前帯状回)の役割 

が大きいと言われています eye



(前頭葉でネガティブに意味付けされた信号が

 扁桃体へ送られるからです)






「孤独」がひきがねになる方の場合は、



幼少期や成長過程のいろんな離別や

孤独体験がベースになってる



のではないかと思います。


(これが一番原始的な感情かも知れません。)







「外敵」「不平等」に関しては、




当然ながら現代社会には


・外敵となるライオンも

・昔ほどきつい階級社会も



存在しません。





これも前頭葉(前頭前野〜前帯状回)が、


例えば




・うちの夫は「外敵」だ。




・私の上司は、私のことを(同僚と比べて)

 「不平等」に扱ってくる。




などと認識し、





その事を「つらいなあ」と解釈する

所からストレスが発生します。





扁桃体(へんとうたい)の過活動 bell


つまり「脳の危険信号の暴走」は、




うつ病に伴い存在し、たしかに重要です。






その他TVでは、



「外敵・孤独・言葉・不平等の原因となる

環境を変えていきましょう」




とのニュアンスも感じました。





この4つの中で、

環境を変えることが特に有効なのは

「孤独」かと。







他の3つ(外敵・言葉・不平等)は、

環境要因だけでなく、個体側の要素もあると思います。






つまり、(環境を変えるだけでなく)

前頭葉(前頭前野〜前帯状回)のトレーニング

をする事も同時に重要ではないか、



とも思いました。





実際、番組最後の方で紹介されていた


DBS(深部脳刺激)


は、




前頭葉(膝下野=しっかや)に刺激

を加える治療なんです。

(扁桃体への刺激では、ありません)





今日は色々雑感を書いてみました。

ここまでお読み頂き、どうもありがとうございます confident




ではまた、お楽しみに!

投稿者 B-Rain Clinic | 記事URL

2013年10月20日 日曜日

セントジョンズワートって、うつの人にどの位効果があるの?

いつもお読み頂き、ありがとうございます confident

記事更新、ご無沙汰してましたsweat01


院長の高です。





さて、今日のテーマは、




セントジョンズワートって、

うつの人にどの位効果があるの?




です new








(著作権者:Sérgio Raul Abreu  ライセンス:CC-BY-SA-3.0 )

https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3ASports_Nutrition_Supplements.jpg






セントジョンズワートは、

うつ病・うつ状態の方に有効なサプリメント



であることは、前回お話しました。





そこで気になるのは、その効果ですよね。




つまり、



・効き目はあるけど、ちょっとしか効かない despair



のか、


・すごく良く効く scissors


のかによって、ずいぶん結果が変わって来るからです cat





そもそも




「何となく効きました〜」 spa


(ほとんどのサプリメントの広告やCMはこのパターンです)



だと、医学的説明になってませんし、根拠が薄いのです。





科学的客観性(「エビデンス」といいます)のある


研究からの結果報告を知っておく必要がありますね。




中でも


偽薬(プラセボ)と比べても効果が高い ok


ことを証明した研究の証拠が重要です。






ただ、そういった事を、読者のあなた自身が

いちいちお調べする必要はありません。





時間もかかりますし、

冗談ぬきで相当面倒くさいですから(笑)






そこで以下に、

私なりに分かりやすくまとめましたので、ご安心下さいね good





one セントジョンズワートは、

  プラセボ(偽薬)と比べ、

  約1.15倍の効果があります scissors







  これは、コクラン・レビュー(2005年)からの報告です。





  「コクラン・レビュー」は、前回もご説明しましたが、



  「世界で一番、権威があり、エビデンスが確かな研究報告」



  と言われています。




  
  (これって数字で言われても、ピンと来る様な、来ない様な、ですよね。

   「科学的」を数字で表すと、実につまんないもんです(苦笑)ご了承下さいね。)






two セントジョンズワートは、

  偽薬(プラセボ)と比べ、

  HAM-Dスコアで、1.8〜10点分多く

  改善が見られます good






  HAM-D(「ハムディー」)と言いますのは、

  

   ハミルトンうつ病評価スケール book

 

     といいまして、(特に研究分野で)

 
  世界的に最もよく使われるうつ病に対する評価判定スケール



  のことです。





  質問が17個のもの(総得点52点)と、

  21個のもの(総得点63点)のものが、あります。






        研究報告によって、

  HAM-Dでのプラセボとの差が、


  
   1.8点のもの(Schwabeら、2006年)と、

  10点のもの(Kasperら、2006年)と、けっこう隔たりがありますね。






  HAM-Dで、1.8点というのは、はっきり言って
  
  差があるといっても、自覚症状としては、ほとんど分からない

  でしょう。





  一方で、10点の差、というのは、

  明らかに差を実感できるでしょう。




       どっちを取るか困ったもんですが、

  ここで

  間を取って6点あたりとしますと、

   そこそこ効果を実感できそうですね note





  ところで、HAM-Dというのは、要注意な点もあります。

  

  具体的には、

 
  ・自殺念慮(「自殺のそぶり」)がかなり軽くなっても、2点の改善


  ・寝付きの悪さが、改善し消失しても、2点の改善



  など、「どうしてこれらが、一緒の点数なの?」と、



 「点数のウェイト(重みづけ・配分)」が疑いたくなる部分もあります coldsweats01




  

  そういった限界がありますが、まとめますと、



  うつの人がセントジョンズワートを使うと、


 (偽薬と比べても)効き目を


  そこそこ実感できるでしょう happy01

  
  
  と言えます。






three うつの方がセントジョンズワートを使うと、

  「ある程度良くなる方」は、33〜71%、
 
  「ほぼ回復する方」は、20〜50%です up


  
    (Schwabeら:2006年、Kasperら:2006年、

                    Szegediら:2005年、Lecrubierら、2002年など)
   





   「そこそこ良くなる方」=症状の半分以上が改善 (反応率といいます)


   「ほぼ回復」=症状のほとんどが改善 (寛解率といいます)


    という定義になります eye
   






    「数字からだけ」で申し上げますと、

    
    セントジョンズワートは、

   抗うつ剤なみの効果を持つ
 diamond


    と言えます。



    


    逆に言えば、(これも抗うつ剤と同様に)




    セントジョンズワートだけで、

   もし治ったとしても、

   対症療法に過ぎない penguin

     
    (止めると悪化する可能性がある)



    という事も知っておきましょう flair







    ちなみに、プラセボ(偽薬)については


    
    反応率= 21〜42%

   寛解率= 10〜15%



    となります。
   





    精神科の場合は、プラセボ(偽薬)でも、

    けっこう効果があることに、ご注目下さいね sign01







   その他、


   「用量(投与ミリグラム)によって、治療効果に差がある」など、

   ご説明したかったのですが、長くなりますので

   割愛させてくださいね^^




   今日は、数字ばかりで、読むの疲れたでしょう。

   まあ、この当たりでお茶でもご一服どうぞ(笑) japanesetea






   次回のテーマは、


   セントジョンズワートの服用上の注意点について new


   お伝えします。





   ではまた、お楽しみに!




投稿者 B-Rain Clinic | 記事URL

2013年10月 9日 水曜日

セントジョンズワートって、うつの人に効くって本当?

いつもお読み頂き、ありがとうございます confident

院長ブログの更新、ご無沙汰しております。





実は、とあるボディメイク(トレーニングで体を鍛える事)の大会に
出場するなど、バタバタしておりましたsweat01




(この事に関しても、ご報告がありますので、後日アップ致しますね^^)




さて、今回のテーマは、


セントジョンズワートって、

うつの人に効くって本当?



ですnew







(著作権者:Fir0002、ライセンス:CC by-nc  Fir0002、
 http://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:Saint_johns_wart_flowers.jpg






セントジョンズワートって、

よくドラッグストアとかで、サプリメントとして見かけますよね。






「天然の抗うつ剤」


とも言われ、





ドイツなどヨーロッパの数カ国では、

軽症のうつ病に対しては、

抗うつ剤より多く処方されています。





セントジョンズワート(学名:Hypericum perforatum 和名:西洋弟切草)って

どんなハーブかと言いますと、




ヨーロッパから中央アジアにかけて自生する草で、

黄色い花を咲かせます club





古代から、西洋でも日本でも、傷口の治癒(消炎剤)のための

薬草(ハーブ)として使われてきました。





西洋では、セントジョンズ・デイ(聖ヨハネの日)に、よく採取され、

十字軍で傷を負った人たちにも、塗り薬として使われたと言います book 






日本の弟切草(オトギリソウ)は、西洋のと、ちょっと品種が違うのですが、

焼酎につけたものが、やはり傷口の治癒に利用されてきました。





ただし、抗炎症作用については、

現在ではエビデンス(科学的根拠)が弱く、


エビデンスレベルC 

(つまり、効くという報告と、効かないという報告が混じっているレベル)


になります。


(今でも時に、アトピー性皮膚炎の方に、塗り薬の製品が使われたりします。)






一方で

抗うつ効果 が確認されてきたのは、

最近20年ほどになります。





ここであなたは、


「実際に効くの?」



「サプリだし気のせいじゃないの?」



と疑問がわくかもしれません eye







セントジョンズワートの抗うつ作用に関しまして

エビデンス(科学的根拠)を申し上げますと、




ずばり、



軽症〜中等症のうつ病に対して

グレードA (十分効果があると思われる) flair


になります。





グレードAとは、

以下の3つのいずれかを満たし、

科学的根拠が十分あるものです。




(一応ご説明しますが、一般の方にはチョー難しい内容ですので、

ぜひこの部分は忘れて下さい ok




one 2つ以上の、適切な ランダム化比較試験 で証明


two 1つの 適切な ランダム化比較試験 かつ 1つの 適切な メタ解析 で証明


three 多重の ランダム化比較試験 (そのうちの過半数が、適切なモデルである)




読んでて嫌になりますよね(笑)

ぜひ忘れましょう。




さて、あとちょっとだけ小難しい話をします。




ちなみに

セントジョンズワートの抗うつ効果の研究結果の流れは、




2005年ころまでは、「効果無し」の報告

ちらほらありました。





例えば、


2002年 NIMH(米国国立精神衛生研究所)の報告や、

2005年 Fava医師(米国で有名な精神科医の方です。)による報告、

などです。



(ただし、これらの報告では、

「抗うつ剤も(セントジョンズワートと同様に)効果が無し」

という内容でした。)




しかし、


2005年 

コクランレビュー

(世界でもっともエビデンス研究に関して信頼がある研究報告)



の中で、




「(一部に一貫しないデータはあるものの)

 SSRIや三環系抗うつ剤と同等の効果である」
 up good




と報告されたのです。




その後、多くの研究でも同様の結果となっています。

(もちろん100%ではありません。)






以上、意外と他のサイトでは語られてませんが、


セントジョンズワートの抗うつ効果のエビデンス(医学的根拠)


についてお話しました cat




次回のテーマは、


「セントジョンズワートって、うつの人にどの位効果があるの?」


です search





ではまた、お楽しみに paper





投稿者 B-Rain Clinic | 記事URL

2013年9月16日 月曜日

ADHD(注意欠陥・多動性障害)と脳画像について(その2)

いつもお読み頂き、ありがとうございます confident





今回のテーマは、前回のつづきとなります。





ADDっぽい症状ですが、

脳画像で「そうでない」と分かる場合はあるのですか?



についてです new






前回は、典型的なADD(注意欠陥障害)の方の脳画像


についてお話ししました eyeglass




今回も、よくあるケースなのですが




本人が「私ってADDかも」と思っても

脳画像を撮ってみて実は「そうでなかった」場合
 




をご説明しますね。






まず下の脳SPECT像をご覧下さい。

(画像の見方は、前回の解説をご覧下さい)








慢性うつ病をお持ちの方で、




「小学校の担任からも当時、

 『落ち着きが無い』と注意されていました。



 職場でも、よくケアレスミスを注意されます。


 私ってきっとADDだと思います weep




こんな感じの方の

安静時の脳画像(脳SPECT像)です。





確かに、図の楕円で囲まれた部分、つまり



前頭前野(ぜんとうぜんや)の血流低下 down


が見られますね search



(黄色や赤色の合間をぬって、

 あちこちポコポコ緑色に抜けてます。)




ここまでは、典型的なADDの方と同じです。






そして次は、集中課題(15分間)

をやって頂いている時の脳画像です。










はい、そのとおりです。

赤や黄色の部分(血流が豊富な部分)が増えてきてますね。





つまり、


集中時には、ある程度

前頭前野(ぜんとうぜんや)の血流が回復 up



しているという事を意味します。




この方は、


うつ症状が慢性的に続くことで

ADD(不注意)の症状が派生している penguin



ケースです ok

(このパターンも、臨床の現場ではとっても多いですsweat01) 







以上まとめますと、


ADD症状でも、

色んな原因から生じる場合がある flair




ことを知っておいて頂ければと思います good




ではまた、次回をお楽しみに!



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