広汎性発達障害(自閉症・アスペルガー障害)と脳画像

2013年9月 4日 水曜日

広汎性発達障害(自閉症・アスペルガー障害)は、脳画像で診断できますか?

いつもお読み頂き、ありがとうございます^^



今回のテーマは


広汎性発達障害と脳画像について


ですnew




最近、


「発達障害かどうか、脳画像で調べて下さいませんか?」


という方々が、ウチのクリニックに全国から来られます。




はっきり申しまして、


脳画像(脳SPECT)で、

発達障害の診断がつく訳ではありません coldsweats01


(キッパリ...。)





しかし、


発達障害に特徴的とされる所見は、


脳画像で確認できますし、


「補助診断」としてやる事は可能です
 ok





とお伝えしています。






具体的に、当クリニックでの

(正確には、委託の病院施設で撮影を行います)


広汎性発達障害(自閉症・アスペルガー障害を含む)の方の

脳SPECT(スペクト)画像をご覧下さい。







上の画像は、「冠状断」といいまして、

顔面と並行にスライス(断層)し、正面から見た写真です。

(従って、画面右が、本人にとって左側となります)





脳の血流が豊富な(きちんと機能している)

部分は、赤〜黄色 



一方で、脳の血流が低下している(きちんと機能していない)

部分は、緑〜青色



と思って下さい。




「上側頭回(じょうそくとうかい)」は、



「心の理論」といいまして、



他人の気持ちを推測する

(特に表情の動きをキャッチする時)に働く heart02



重要な場所とされていますが、

上の画像では、血流が低下して、欠けている様に見えますね。








上の写真は、顔面をタテに(左右に分ける)スライスし、

左側面から見たものです。


(従って、画面左が顔側、右が後頭部側になります。)






内側前頭前野(ないそくぜんとうぜんや)も、

上側頭回と同様、


他人の気持ちを察する時に働く 場所とされています heart02








これも、冠状断(顔面に並行にスライスした断層写真)になります。




弁蓋部(べんがいぶ)は、

前頭葉の側面後方にある部位で、


ミラーニューロン shine


といいまして、


相手のしぐさや表情を見るだけで、

自分がその動作をしているのと

同じ脳活動が生じること




を言います flair





例えば、相手があくびをしていると、

自分もあくびをしてしまう時に働く部位になります。




つまり、模倣(ものまね)には欠かせない部位ですね。






くどい様ですが、さらにご説明しますと、


「ただのものまね」ではなく、




相手の動きへの「跳ね返し」(鏡=ミラーの反射の様に共鳴する)が

自動的に生じにくいので、結果的に

共感(「一体感」に近いイメージです)が困難になります。





他の脳部位もありますが、

ここでは割愛させて頂きます。






また、脳SPECTにも、得意・不得意がありまして、

fMRI(機能的MRI)などの方がクリアに分かる

脳の部位も存在します。





つまり

画像の解像度などの限界 


がある事も、ご了承下さいね danger




以上、

広汎性発達障害に特徴的とされる脳画像

についてお伝えしました。



では次回をお楽しみに〜!








投稿者 B-Rain Clinic | 記事URL

アクセス


大きな地図で見る

【住所】
〒231-0033
神奈川県横浜市中区長者町3-7-5
YS長者町ビル1F

【電話番号】
045-315-5151

【診療時間】
10:00〜13:30
15:00〜19:00

【休診日】
水曜・日曜・祝日

詳しくはこちら